一どんな活動をされていますか?
かすみの里でロウの花づくりの先生をしております。
かすみの里で活動を始めて2年目になり1年目の生徒数は9人でしたが、今の生徒は12人になります。本講座では、年10回コースで1,000円/回の材料費がかかってくる為、当初は人が集まらないかなと思ったのが本音です。
お花の作り方は組み合わせなどを考えるところから始まり、紙をお花の形にカットし、ワイヤーを通していきます。
このあたりまでが1回目の講座で2回目からはロウがけを行います。
ロウがけを行いながら並行して、別のお花を作成していき、複数出来たら組合せを考えたり、活け方を考えたりします。
一今やっていることについての課題はなんですか?
特に課題と感じる部分はありませんが、後継者が出てきてほしいと思う部分はあります。
ただ花づくりというのは継続するのが難しいですからね…
私自身は30歳で始め月2回の受講をしていましたが、活ける楽しみやアレンジ方法なども学ぶとなると、年間で学べるお花の種類は12種類程。そういう世界なので継続し続けるのは難しいですね。
それでも私自身は次から次へと別の花を習いたいという思いがあって続いたが
今の時代は簡単に作れる物が選ばれたり、安くて良い物を買えたりする時代になっていますからね……
一課題を乗り越えたらどんな可能性がありますか?/ITを使ってできそうなことはなんですか?
ITのことはよく分からないですが、お花に限らず、皆さんいろんな趣味を持っている方が多いので、私自身が粕渕地区の文化祭に出品を続けることで、新しい人が「私の物も出品したいな」とか、「私の趣味も見てもらいたいな」とか思ってくれる人が出てくれれば発展につながってくれると思います。
一今後の目標はなんですか?
今は大阪や粕渕市区の文化祭で少し大きめの花を活けています。
そういうのを見てくれた人様が「うぁ~↗︎↗︎↗︎」と喜んでくれている姿を見たり、びっくりしてくれるのが楽しみ、嬉しいので今後も長く続けたいと思っております。
編集後記
今回の取材にご協力いただいた皆様に心から感謝申し上げます。
取材を通して、河野様のチャレンジ精神に驚いた。本編の中でロウ花づくりの活動を書いたが、他にも近々やりたいことが実現するという。自分から積極的に活動する!そういう町の一人一人の行動・思いが美郷町の活性化につながると思う。